イラストの色塗りにおけるコピックのすすめ
最近ではデジタルでレベルの高い色塗りをしているひとがたくさんいると思います。
その中でもたまには「アナログで色を塗ってみたいな」「コピックを使ってみたいな」
と思っている方もいらっしゃると思います。今回はコピックの魅力についてします!
1 コピックの魅力
コピックにはあって、デジタルにはないものそれは
温かみがあるのと、個性が出しやすい点です。
人の手によって醸し出された色や塗り方にはその人自身の生き様や心理
が反映されるので見れば見るほど新しい発見が沢山出てきます。
例えば、使っている色は勿論、塗るときの方向や重ね方、質感、タッチ、画風
など、コピックは自分の個性を極限まで引きだすのにピッタリなアイテムだといえるでしょう。
また、コピックは全部で358色というかなり豊富なカラーが揃っているので
自分のお気に入りの色がすぐ見つかると思います!
インクが切れても、バリオス(インク補充用)で長持ちさせることができる
のも、魅力の一つです。
2 初めて使ったとき
僕自身、初めて、コピックを買ったのは、高校1年生でした。
値段が一本380円(税別)と少しコストの高いコピックスケッチを3本買って、
家帰って早速ペン入れしたイラストに使ってみたところ、
個人的には、かなり滑らかな塗り心地かつ彩度も良く、おまけに乾きも早いので
シワがありませんでした!友人や家族にも絵を見せたところ、
「うまいな!」「おお!」と褒めてくれました!
あの時少し勇気を出して買ってよかったなと思いました。
3 メリット
メリットは先ほども言いましたように、使うと、その人が持っている味のある塗り方や
独特の世界観をより一層広げてくれます。また、バリオスインク同士を混ぜ合わせ、
空のコピックに入れて、オリジナルの色も作ることも可能です。
描き味も最高なので、アナログで描くのが好きな人にはたまりません!
4 デメリットとその対処法
ですが、それと同時にデメリットもあります。
先ほど言ったように、1本あたりの価格が高いので、
お小遣いが少ない人にはちょっぴりキツイとおもいます。
バリオスインクにも同じことがいえます。
それに、アナログはデジタルに比べ、時間もかかり、失敗した時の修正も困難です。
しかし、金銭の悩みに関してはコピックチャオは1本あたり250円(税別)なので、
お財布に優しいので買いやすいと思います。
時間や修正の悩みに関しては、前もって塗る前に色や箇所に印を付け、
スマホのメモアプリに順番をメモしておきましょう。
すると、いちいち 考える手間も省けるので作業もスムーズに進みます!
(色や箇所を選びながらペイントをすると、失敗しやすいので要注意!)
この作業を毎日習慣化することによって画力があがり、スピードも上がり、
デジタルのようなイラストをコピックで表現することが可能です。
つまり、コピックでどう使いこなすかは、あなた次第ということです。
5 まとめ
ここまでの要点をまとめると、以下のようになります。
・アナログならではの温かみと個人の個性を極限まで引き出せる。
・バリオスインクでインクの補充が可能
・乾きが早く、シワになりにくい。
・塗り心地と彩度が最高!
・最初はコピックチャオで試してみよう!
・色や使う箇所を事前に決めておくと、より効果的!
勿論、デジタルにも長所が沢山あるので両方を使い分けると、作業がさらに捗ります!
この記事が少しでも役に立ってくれたら、幸いです。